Last Updated 2012/11/06
私が公開している .NET Framework に関係するソフトウエアを紹介します。フリーウエアとシェアウエアとがありますが、見るだけならタダです。なお、シェアウエア版の登録者には一部のソフトウエアのソースファイルを公開しますので、ご希望の方はお知らせください。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/prog/se464068.html
Last Updated 2011/09/16
最新バージョン:1.9
.NET Framework のクラスライブラリのリファレンス マニュアルです。下図は、NETClass を起動したところですが、項目別の構成になっています。
.NET Framework のクラスライブラリの全体像を解説するものとしては、Visual Studio などの開発ツールに付属しているオンラインマニュアル、あるいは、Microsoft が発行する「.Net Framework クラス ライブラリリファレンス」ぐらいしかありません。
書籍のクラス ライブラリリファレンスは非常に高価(全 30 巻、125,000 円)だからでしょうか、通常の本屋にはおいていませんので、実物を見たことはありません。しかし、オンラインマニュアルと基本的には同じだろうと想像しています。つまり、リファレンス物としては事実上オンラインマニュアルしかないということになります。いかし、Visual Studio のオンラインマニュアルはどうですか。解説文の量は多いですが、すんなり理解するのはかなり困難です。
私の現在の主要な開発ツールは Visual Studio + C# + .Net Framework ですが、NETClass を恒常的に見ながら開発を行っています。したがって、気の付いた時点で手を加えていますので、日々内容が進歩しています。構文およびコード例は C# を使っていますが、Visual Basic ユーザーにも参考になると思います。
なお、このマニュアルは Windows フォームアプリケーションの開発を目的として作成していますので、データベース、ASP.NET、WEB サーバーにかかわる機能についてはその一部だけを含みます。
WPF アプリケーションについては、WPFClass のほうに収録しています。
本マニュアルはシェアウエア(有料)ですが、.NET Framework アプリケーション開発者のお役に立てるものと確信しています。一度見てください。
【追 記】
2010 年中頃の時点で、.Net Framework のバージョンは 4.0 になりました。旧バージョンとの違いは .NET Framework 4 で詳しく説明しますが、.Net Framework 4.0 に追加された Chart クラスは NETClass に含まれていません。ただし、別途公開している MSChart(MSChart のマニュアル)と内容はまったく同じです。そのほかのトピックについては以下のとおりです。
2011 年 9 月時点の NETClass の最新バージョンは 1.9 ですが、旧バージョンに追加したその主なトピックは次の 3 点です。
3 番目は .NET Framework SDK の中にある「XML 標準リファレンス」と「LINQ」関係を日本語化(?)したものです。.NET Framework SDK の解説はページ数は多いのですが、理解しやすいとはいえません。そこで、それらを日本語化してみました。動作内容を確認するためにテストしましたから、多くのサンプルコードも付いています。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/prog/se481856.html
Last Updated 2011/11/11
最新バージョン:1.7
先進的なユーザーインターフェースを提供する WPF は次世代の開発ツールとして注目されていますが、従来のプログラミングスタイルとの違いがおまりに大きく、Visual Studio のヘルプでは十分とはいえません。本マニュアルは WPF を研究する過程でまとめたものです。シェアウエアではありますが、実際に使えるマニュアルとしてお使いいただけるはずです。上記のサイトからダウンロードしてください。
なお、別途公開している .Net Framework クラスライブラリリファレンスと姉妹編になっています。シェアウエア料金は両方を使う権利を含みます。つまり、ロックを解除するパスワードは共通になっています。
下図は WPFClass の実行画面です。
本マニュアルは Visual Studio のヘルプのコピーではありません。私は基本的に内容をテストして確認しています。もちろん、すべてテストしたとはいいませんが、大きくハズレになるものは少ないだろうと考えています。また、上の画面の [補足] に、いわゆる「これこれをやるには」形式の項目を付けました。まだまだ、充実しているとはいえませんが、実用的なコードを収録する予定です。
現バージョン(1.2)はドキュメント関係やアニメーション、3D グラフィックス関係も盛り込みましたので、項目としては一段落したと考えています。Ink 関係や AddIn 関係はまだ手付かずですが、Ink 関係は含める可能性はありますが、AddIn 関係は含める予定はありません。というのは、面倒な割りに使う機会が多くはないだろうと思うからです。
したがって、バージョン 1.2 以降は内容の充実に力を入れたいと考えています。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se463797.html
Last Updated 2008/10/03
私は HTML 化が可能なアウトラインプロセサ型テキストエディタ DocMan3を公開していますが、HTML 化と同じ手順で PDF 化できないかと考えていました。PDF 文書作成のためのクラスライブラリ iTextSharp の存在を知り、これを利用することでテキストから直接 PDF 化が可能であることが分かりました。
DocPdf3 はこのような経緯を経て作成しました。DocPdf3 を DocMan3 と組み合わせて使うと、シオリ付きの PDF 文書を作成します。ボタン一発でです。DocPdf3 は元来、DocMan3 のために作ったものですが、テキストから PDF 文書を作成するニーズがあると思い、フリーウエアとして公開することにしました。今までのものと一味違うツールです。一度お試しください。
iTextSharp は、PDF ドキュメントを作成するためのクラスライブラリです。前項の DocPdf3 はこのライブラリを利用しています。詳しくは、iTextSharp のページをご覧ください。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/prog/se477177.html
Last Updated 2009/07/03 (4,094,857 bytes)
MSChart コントロールは Microsoft から公開されているチャート(グラフ)を作成するコントロールです。マニュアル(.chm 形式のヘルプファイル)は英語版しかありませんので、それを日本語化してみました。
MSChart コントロールは .NET Framework 4.0 の標準コントロールの Chart コントロールとして追加されました。ただし、MSChart コントロールと内容はまったく同じですので、NETClass には収録しませんでした。
コントロールに関する詳細は、「MSChart コントロール」のページをご覧ください。
チョット前まで画像形式の PNG の運命は風前の灯でした。しかし、WPF 時代になって状況は一変し、PNG が画像形式の中心に位置するようになりました。というのは、フルカラーの圧縮形式で、しかも背景に対する透明化が可能だからです。インターネット時代になってからは GIF が全盛でしたが、これは 256 色までしかサポートしませんので、フルカラー時代にはそぐいません。JPEG は背景に対する透明化をサポートしません。ビットマップは圧縮形式ではないので、ファイルサイズが大きくなります。これらの問題の解決を一手に引き受けたのが PNG です。
そこで、いままで蓄積していた画像ファイルを PNG 化する必要性にせまられましたので、ツールを作ってみました。変換対象のファイルを PNG ファイルに変換するだけではなく、背景に対する透明化を実行します。
変換対象のファイルはフォルダを選択するか、[ファイルの選択] で個々のファイルを選択するかのどちらか、または両方が可能です。つまり、上図の空白部はリストボックスで選択したファイル名をリストアップしますが、選択したファイルは次々に追加します。
[拡張子] はファイルをリストアップするときのフィルタです。フォルダを選択する場合は指定のフォルダ内の指定の拡張子のファイルだけをリストアップします。
[指定色を使う] をチェックすると、指定の色を透明色とします。それ以外の場合は画像の左上隅のピクセル色を採用します。
準備がよければ、[変換を実行] で変換作業を開始します。アットいう間に作業を終了しますので、中止の機能は付いていません。
なお、このアプリケーションは Visual Studio 2008 で、WPFアプリケーションとして作成しました。また、コントロールの配置に Grid コントロールを使っていません。すべて、StackPanel と DockPanel コントロールの組み合わせで構成しました。
ToPng.lzh (54,515 bytes)
XPSドキュメントの内容を分析するツールです。「XPS ファイルの秘密」でも触れましたが、XPS ドキュメントを構成する要素をツリー表示し、その内容を表示します。下図は XpsAnalyser を実行し、Glyphs オブジェクトの一つを選択したところです。Glyphs オブジェクトの各プロパティの設定内容を表示し、実際のテキストを描画しています。
また、Visual Studio に付属する XPS 検証ツールの IsXps.exe をアプリケーション内部から実行することができます。次の圧縮ファイルは EXE ファイルだけを含みます。フルーウエアですので、どなたでも自由にご利用になれます。
XpsAnalyser.zip (37,784 bytes)
次の ZIP ファイルは XpsAnalyser のソースファイルです。暗号化されていますので、解凍する場合はパスワードが必要です。私が公開している NETClass および WPFClass のユーザーさんはすでにご存知のパスワードを使ってください。
XpsAnalyserSource.zip (99,432 bytes)
WPF アプリケーションの開発ではグラデーションの色など、なにかと色を扱う機会が増えます。そこで、カラー値に基づいてカラーを作成するツールを作ってみました。また、スクリーン上の気に入ったカラーを抽出する機能も含みます。
下図は、ColorPicker を起動したところです。見てのとおり、WindowChrome クラスを使っていますので、従来の Windows Form アプリケーションや WPF アプリケーションとは異なる外観になっています。気に入るかどうかは分かりませんが、これからの Windows アプリケーションの方向性を感じてもらえばいいと思います。
ColorPicker は Visual Studio 2008 C# で作りました。また、WindowChrome クラスを使うために .Net Framework とは別途公開されている "WPF Shell Integration Library" を使っています。以下は、プロジェクトのソースファイルとアプリケーションの EXE ファイルを含みます。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se487042.html (161,727 bytes)
WpfResHackは、WPF アプリケーション(EXE ファイル)またはライブラリ(DLL ファイル)からリソースを抽出するツールです。抽出可能なリソースは画像・音声・動画です。
WPF アプリケーション専用ですが、役に立つと思います。WpfResHack はフリーウエアですからご自由に使ってください。
WpfResHack.zip (45,384 bytes)以下は、WpfResHack のソースファイルです。ただし、ZIP ファイルは暗号化されていますので、パスワードが必要です。NETClass および WPFClass(詳細は ここをご覧ください。) のユーザーさんは同じパスワードを使って解凍してください。
WpfResHack_src.zip (48,306 bytes)アイコンを抽出するツールは無料のツールが WEB 上でたくさん公開されていますので、すでに持っている人も多いと思います。IconHack の特徴は一つのアイコンに含まれる複数のアイコンを PNG ファイルとして出力する機能があることです。下図は、IconHack を起動し、Explorer.exe を対象に内蔵するアイコンを表示したところです。
画面右側は現在フォーカスのあるアイコンに含まれるすべてのアイコンを表示しています。上図の例では、リソース名が 103 のアイコンにはサイズとピクセル当たりのビット数の異なる 9 つのアイコンが含まれています。IconHack はピクセル当たり 32 ビットのアイコンをサイズ別に PNG ファイルとして出力可能です。
IconHack はフリーウエアです。ご自由に使ってください。
IconHack.zip (37,717 bytes)以下は、IconHack のソースファイルです。ただし、ZIP ファイルは暗号化されていますので、パスワードが必要です。NETClass および WPFClass(詳細は ここをご覧ください。) のユーザーさんは同じパスワードを使って解凍してください。
IconHack_src.zip (38,664 bytes)WEB ページの中に解説を補強するための画像や図を配置する機会は多いものです。また、アプリケーションを作成するとたいていの場合、ヘルプを作成し、その中にも画像を挿入します。画像を作成するツールは有料のものを含めていろいろ試しましたが、操作性や性能など、私のもとめるものではありませんでした。そこで、自作してみました。
FigMaker の "Fig" は、挿入図をあらわす Fig.1 のような "Fig" に由来します。つまり、FigMaker はこのような画像や図を作成する機能に特化したツールです。
下図は、FigMaker を起動し、いくつかの図形を作成したところです。
先に説明したような画像を作成する場合に必要なたいていのことはできると思います。たとえば、操作対象の画像の一部を取り出して、それにあらたな加工を加えるなどの操作が FigMaker の中だけで可能です。また、画像の一部にモザイクをかける、赤丸で強調表示する、テキストを自由な角度に調整する、縦書きテキストを可能にする、グラデーションがほとんどの部位で適用可能、などがあります。
ただし、一部のドロー系ツールにあるような高度な機能は持ちません。たとえば、複数の図形を合成して一つの図形として扱うなどの操作です。
さて、FigMaker は Vector にあります。以下のサイトに飛んでください。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se502623.htmlFigMaker はシェアウエア(2,500 円)ですが、無料のツールではできない機能を提供します。使用上の制限はありませんので、一度テストしてみてください。
SQLite は汎用性のある簡易的なリレーショナルデータベースで、SQLiteSyntax は SQLite の構文をテストするためのツールです。SQLiteSyntax および SQLite の使い方については、別のページを用意しましたので、それを参照してください。
下図は、SQLiteSyntax を起動したところです。
ソフトは Vector のサイトに置いておきました。以下のサイトに飛んでください。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/prog/se505509.html私は書き込み余白のある卓上型カレンダ(ソフトウエアではなく実物)を予定表として使っていましたが、予定だけではなく、日誌のような使い方、つまり、その日に何をしたかとか、何があったかなどを書き込みたいと考えました。
壁掛け型のカレンダであれば余白の大きなものはありますが、卓上型カレンダではそのような使い方に適したものはありません。そこで、パソコンのソフトで使えるものはないかと探して見ましたが、これはというものはありません。
多くのフリーウエア、シェアウエアのソフトが公開されていますが、予定表と日誌の両方の機能を持つものは多くありません。多機能なものは多機能すぎて直感的な使い方ができません。設定すべき項目が多くて面倒という欠点があります。画面の構成や見た目も私の好みではありません。なければ作ろうと思い立ちました。それが DesktopCalendar です。
さて、DesktopCalendar は Vector のサイトにあります。以下のサイトに飛んでください。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/personal/se509623.htmlシェアウエアですが毎年カレンダを購入することを考えるとお得だと思います。一度試してください。なお、画面の色は上図のような青系統のほかに茶系統と緑系統を選択できるようになっています。
−以上−