<コンセプト>
古材をふんだんに使い、ヨーロッパの古民家を現代的にアレンジして再現したプランです。家の中に、光と影のリズムをつくり、そのリズム感を楽しむことができる家となりました。
<特徴>
玄関を入ると、自然石の土間が奥まで敷き詰められ続く。大きな王冠の付いた板戸を開けると、上部の窓から突然、光が目の前に舞い降りる。
土間はそのまま奥まで家の最深部まで続いており、土間を挟んで居住空間と中庭が広がっている。
一番手前には和室。土間から直接和室に入ることもできる。和室はすす竹を使った重厚感ある雰囲気。しかし、板戸を開け放つと、気持ちよく光が差し込んでくる。
土間の突き当たりが居間。ここには勾配天井を用い、開放感ある空間となっている。天井の板は柿渋。古材をふんだんに用い、軽やかさだけではない重厚さも演出している。
<夢工場より>
このお宅は、様々な自然素材を用いて造られています。中には、施主様が指定されたものもあり、逆に教えられた部分も多々ありました。
|